天将星のお話しは
前回の『其の十九』でもお話ししたわね。
suigyoku-hinoto.hatenablog.com
気と体の完全一致。
十二大従星中、最も点数の高い12点。
この星を初年期に頂いても
中々に生かす事は難しい。
故に
親と子の運勢のシーソーゲームになったり
複雑な家庭環境に置かれたりするの。
要するに逆境に耐えうるから
天将を持たされる。
あたくしの幼少期の場合・・・
(見ておくれ、この汚れなき翠玉の幼少の姿を)
親子の楽しい思ひ出は
一切と言ってないわね。
今は亡き父上は頑固・暴君。
幼少期から何度ぶん殴られたか
数え切れないわ(´;ω;`)ウゥゥ
今なら
虐待!
なんつって通報ものよ。
苛々を母とあたくしにぶつけ
それでも足りないと
外で暴れて来るようなひとだった。
怒らせないように
いつもびくびくしていたわね。
それでも耐えてこられたのは
恐らく天将星があったから。
でもね、算命学をお勉強して
父上の事もわかったの・・・
父上は非常に繊細な星の持ち主。
そぉ
『調舒星』よ。
感性が細やか。
傷付き易い。
ロマンティックな孤独の星
なんて言われたりもする。
この星をお持ちの方は
何か自分の気持ちを変換して
表現する方法を持つといいわ。
歌
詩
絵
自分の思いを刺繍で表現する!
なんてのもいいぢゃない♪
父上は変換し表現するのが・・・
『お酒』だったのよ。
これいちばん
駄目なやつね。
所謂『酒癖が悪い』の部類。
だけど
今ならね、わかるの。
きっと父上も寂しくて、傷付いて
孤独だったのよね・・・
その表現方法がわからず暴れる事で
気付いて欲しかったのだと。
酒好きの父上の葬儀に流した曲は
もちろん
吉幾三大先生の
『酒よ』
ひとり酒ぇ
手酌酒ぇ
演歌を聴きながらぁ~
そりゃ、泣いたわよ。
どんなにぶん殴られても
罵倒されても
やっぱりお父上。
晩年は小さくなって
お酒も呑めなくなって
可愛い爺さんだったもの・・・
末期の水は
勿論、焼酎よ!
お棺の中にも
紙コップに、下町のナポレオン
『いいちこ』
を入れたわ。
こんな風にね
星って
深っかい意味があるのよ。
そぉ思って自分の星を眺めると
ホント
愛おしい♡
あら、いやだ!
美容と健康のGolden Timeだわ。
翠玉は今宵もひとり手酌酒(笑)
Good Night(^з^)-☆